2012年3月娘が小学校を卒業し、春休みを利用して、 オーストラリア南部にあるシュタイナーの学校 ”Willunga Waldorf School”を見学させてもらいに行きました。 “Willunga Waldorf School”はシュタイナー教育をもとに、幼稚園に入園前のお子さんとお母さんが一緒に通えるプレイグループから高校までが同じ敷地内に併設されており、私たちが訪れた時は日本は春休みでしたので、オーストラリアはちょうど秋の学期の終わり、子どもたちは帰宅した後ということで、建物を見学させていただきました。 まずは、幼稚園から紹介していきますね。
写真は幼稚園の入口の門 「自然には直線はない」ということで建物や建具もやわらかな曲線でできています。
幼児の通う保育園の外壁やカーテンは全体に人の肌を思わせるピンク系のやさしい色で まとめられています。 お母さんのおなかのなかから出てきてから間もない幼児たちの環境、 お母さんの体の色に近いやわらかな温かみのある色が選ばれています。 ゆっくりと育つように考えられていることがわかります。手づくりのウォルドルフ人形や、手作業に使うきれいな色の毛糸が並べられた園舎、電灯の明かりはつけず、ピンク色のカーテン越しのやわらかな陽の光で日中を過ごすそうです。
小さな子どもたちが日中のほとんどの時間を過ごす園、 こんなに子どもたちの育ちを丁寧に考えた園舎、 子どもたちが安心して過ごせることでしょうね。
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