ポカポカと暖かくなると
家族でお出かけする機会も増えてきますよね。
子どもたちの外遊び、
実はカラダやこころが発達するだけでなく、
コミュニケーション能力や学習能力が
伸びる可能性もあること。ご存知ですか?
そこで今回のコラムでは、外遊びのメリットや
親子で一緒に楽しむヒントを
コラムにまとめてみました。
外遊びによって得られる効果や、
オススメの遊び方についてご紹介しますね。
今、学校から帰ると
ランドセルを玄関に放り込んで、
日が暮れるまで外で遊ぶ子どもたちを
全くと言っていいほど見なくなりましたね。
公園で子どもたちの姿を見かけたとしても
携帯ゲームやスマホを片手に、隅っこで
画面と睨めっこをしている・・・
そんな子どもたちばかりが
目につく時代になりました。
現代の子どもたちは、
思いっきりカラダを使った外遊びを
しなくなったおかげで
「カラダを操作する力」や
「自発的に行動する力」を
失ったといわれています。
恐ろしい時代ですね。
【 幼少期に外遊びをしっかりとすることで身につけていく3つのこと 】
① 子どもたちは、運動能力や体力を向上させ、健康的な体を育成します。
② 成功体験や新しい発見の積み重ねで、意欲的な心を育成します。
③ 友だちと群れて遊ぶことで、ルールを守ることや身勝手な行動を抑える力を身につけ、コミュニケーション能力を向上させ社会性を身につけます。
これらの他にも、危険を予測したり
状況を瞬時に判断したりと、
大人になった時に必要な危険予測能力や
判断力を遊びながら身につけます。
また自分たちでルールを作り変え、
新しい遊びを考える
創造力も育まれていきます。
つまり、外遊びはカラダを動かし
体力を向上させるだけでなく、
こころの成長も促す効果があります。
こころもカラダも
豊かに成長するということは、
幼少期にはとても大切で必要なコトですよね。
【親子で一緒に楽しむヒント】
こころとカラダに発達に欠かせない
外遊びなのですが、
「さあ遊んでごらん!」では
なかなか上手く遊べないのが現実のようです。
たくさんの異年齢の子どもたちが群れて
遊んでいた頃と今では少し勝手が違います。
その昔、ご近所の年上の子どもたちが、
遊び方やルールを教えてくれたものですが、
現代では子ども同士が遊ぶ機会が減ってしまい
「遊びを伝承する」ことが
なくなってしまいました。
お兄ちゃんお姉ちゃんのしていることを
「真似ることで覚えていく体験」を
失ってしまったのです。
そこでお父さんやお母さんの登場です。
幼いころ楽しんだ「ボール遊び」や
「ぶらんこ」からはじまり「鬼ごっこ」
「缶蹴り」「髙おに」など、
子どもと一緒になって遊んでみてください。
砂場で大きな砂山をつくって長いトンネルの
つくり方を教えるなんていうのもいいですね。
あれって意外とコツが要ります。
お世話をしてくれていた年上の
子どもたちの代わりになって
遊びを伝えることで
「誰かと遊ぶことって楽しい!」ってことを、
経験を通して子どもたちに
感じてもらってください。
子どもの運動能力や社会性を育むこと以上に
「大切なモノ」がそこにはあります。
今週末は家族で公園やお庭で
かつて子どもだったお父さんもお母さんも、
子どもたちと一緒に無心になって
思いっきり遊んでみるのもいいかもしれません。
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