梅雨らしくない嵐のような雨が降る今夜、
静かにコラムを書いています。
梅雨入りしても雨が降らず…
空梅雨かと思いきや、先日から
集中的な豪雨とカミナリが続いています。
幼い頃の梅雨の記憶は、
アジサイとカタツムリの
しっとりとしたイメージで、
もっともっと静かな季節だったような…。
今回のコラムは『積み木』の原点に
フォーカスしながら、子どもたちの成長と
遊びについて少し綴ってみました。
19世紀、「遊びを通して学ぶこと」が
子どもたちに必要との思いで、
保育園を設立した
ドイツの教育者フレーベル氏。
そのフレーベル氏が考案したものが
「積み木」でした。
とても興味奥深いですよね。
ただフレーベル氏と積み木の話をすると、
とても深く難しくなるので興味のある方は
『フレーベル 恩物』で
ネット検索してみてください。
恩物は第1恩物の6色の毛糸玉から始まって
第6恩物へと進んでいきます。
その中で第3恩物〜第6恩物が積木です。
とても奥深いのでいろいろと検索して
じっくりと読み進めてください。
とにもかくにも幼児教育に
一番初めに積木が取り入れたのは、
このフレーベル氏なのです。
フレーベル氏が正立方体や
レンガ型の積み木などを考案するまでは、
保育園の園児たちは
『木片』『木切れ』『小枝』などで
遊んでいたと思われます。
現在、基本積み木や
レンガ積み木と呼ばれているモノは
フレーベル氏の考案した積み木です。
その中でもご紹介したいのが第4恩物の
『レンガ積み木』。
いわゆるレンガの形をした積木です。
辺が1:2:4の比率で作られています。
レンガ積み木を2枚重ねると
正立方体を2個くっつけた形と同じ
『直方体』になります。
また2枚重ねた厚みはレンガ積み木を
横にして置いたときの高さと同じになります。
そして4枚重ねるとレンガ積み木を
縦にして置いたときの高さと同じになります。
この比率できちんと作りこまれた
『レンガ積み木』は、
子どもたちがあそび込むほどに
いろいろなモノを作りこむことが
できるようになっているのです。
『階段』
『ロボット』
『イスとテーブル』
『ベッド』
『お風呂』
三角や円柱などが入った
『積み木セット』もありますが、まず初めは
『レンガ積み木』をおすすめしています。
なめたり打ち鳴らしたりと、
乳児期は『ガラガラ』代わりに使い、
少し大きくなると車に見立てて遊んだり、
横に並べたり積み重ねたりと、少しずつ
積み木遊びらしく扱うようになります。
4~5歳になると自分の背丈より高い
『お城』や『塔』を作りはじめます。
保育園などの集団遊びができる
環境での様子はとても興味深いものです。
高いところに手が届くように椅子を用いて
踏み台にして積み木を積む子どもがいれば、
その子どものところへ
積み木をせっせと運ぶだけの子どもがいたり、
椅子がグラついて友だちが落ちないように
必死に支えるだけの子どもがいたりと。
腕組みをして外野から
支持をするだけの子どももいます。
そうやって役割分担ができ、
社会の模擬体験をしながら
大作を作り上げる姿は見事なものです。
同じ形の積み木がたくさんあることで
『あそび込む楽しさ』を体験しながら
自身の成長につながっているのですね。
「色付きと白木の積み木は
どっちがおすすめですか?」と
相談されると「白木」をおすすめしています。
子どもたちが遊ぶ様子を見ていると
『イメージ』の世界で
積み木の色は変化しているようです。
クルマに見立てて遊んでいる積木が
赤になったり黄色になったりと。
そして積み木を購入するときは
『専門店』で取り扱われている
『本物』をおすすめします。
精巧につくられていない積み木は一枚一枚の
厚みが異なったりするものがあります。
仮に一枚の積み木の厚みが
0.1㎜でも誤差があれば、
積み木を10個積んだときには
1㎜、100個で1㎝のズレが出てきます。
このズレが積み木を摘んだときに
グラつきやガタつきをうみ、高く積むと
崩れてしまって子どもたちの
『あそび』の邪魔をしてしまいます。
デポーでは2000個のレンガ積み木や
3000枚のカプラを使って『構成遊び』を
親子で楽しむ会を行っています。
子どもと一緒に『大きなお家』や
『ナイアガラ』を作り上げる体験を
家族でしてみませんか?
子どもたちが簡単に作っているように見えて、
実はかなりの集中力や忍耐力、創意工夫など、
いろいろな力を必要なことに
きっと気づくことでしょう。
是非とも、大人になっても楽しめる『遊び』を
是非とも体験してもらえたらと思います。
ご興味のある方はこちらをクリックして
体験会をお申し込みください。
感動と歓声の時間をともに楽しみましょう。
今日ご紹介した積み木はホームページから
お買い物も可能ですのでぜひご利用ください。
【 デポー本店 】
【 デポー楽天 】
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