気持ちの良いお天気が続き
気分もウキウキしてきますね。
そんなこの頃、
いろんなことを知りたいとパソコンの横に本を山積みに。。。
積んでるだけなんですが、、、
昨日は和久洋三の
「はじめて出会う童具『ボールと球』」を読みました。
和久さんはデポーでも人気の「さくらんぼ」や
「ケルンボール」「カラーボール」を
デザインされた方でデザインと呼んでしまうには
あまりにも深い哲学を形にした童具たち・・・。
本を読むと、
とても「さくらんぼ」や「ケルンボール」
「カラーボール」をおもちゃとは呼べなくなってしまいます。
ひれ伏して「童具」と呼ばせていただきます。
さて今日はその中の「カラーボール」を紹介させていただきます。
ドイツの教育学者、幼児教育の生みの親でもある
フレーベルの言葉から発想を得て造られた「カラーボール」は、
ブナ材をくりぬいた椀と6色の球だけのシンプルな童具です。
「カラーボール」を、赤ちゃんの前にそっと置くだけで、
ボールをお椀から出したり入れたり、カチカチ打ち合わせたり、
お椀の中でカラカラ回したり、床の上をコロコロ転がしたり、
赤ちゃんが夢中になり、自分で遊びを創り出す不思議な童具です。
球は安心のかたち
赤ちゃんの柔な手に、角のないまろやかな手触りは
子どもの心を和ませます。
ボールも木製ですので、カチカチ叩くと音色も魅力。
もちろん塗料も安心安全、赤ちゃんが舐めても大丈夫!
シンプルだから広がる遊び
お椀の中のボールをひっくり返したり、
落ちたボールの動きをじっと眺めていたり、
わざと手からボールを落としてみたり、
「カラーボール」で遊ぶ赤ちゃんを眺めていると
まるで実験をしているみたい。
遊ぶうちにボールの動きに自然の法則(秩序)を見つけ出したり、
新しい遊びを創造したりしているのがよくわかります。
遊び方の決まっていないシンプルな童具だから、
赤ちゃんの持つ本能や
その時々の発達に添い遊びが広がるのでしょうね。
感覚を豊かに
コロコロ転がるボールを追いかけてハイハイ したり
ボールを触り、追いかけ、
「落としてみたら転がった」などボールとふれあう中での体験は、
外部の脳と言われている手先を器用にさせるだけではなく、
感覚を養い知的発達をうながします。
お母さんと一緒もいいね
一人でも集中して遊ぶカラーボールですが、
お母さんと一緒に腕で伏せたボールを「いないいないバァ」したり、
歌を歌いながら椀の中でボールをくるくる回して遊ぶのもいいですね。
ボールの数や色を変えて回すとまた表情が変わります。
ただ眺めているだけでも美しく
椀の中でお花のように並んだボールは眺めるだけでも美しく、
虹の色順に並べると秩序を感じ、背筋が伸びる思いがします。
人間が本能として持ち合わせているものと、
赤ちゃんの発達を知り、造られた童具なんだろうなぁ〜と
つくづく思う「カラーボール」です。
お店では実際にカラーボールで遊んでいただけます。
ぜひ遊びにいらしてくださいね。
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木のおもちゃデポーHP本店 「カラーボール」
木のおもちゃデポーHP楽天店 「カラーボール」
木のおもちゃデポー
徳島市沖浜町南開330-1
☎088−656−0636
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店舗裏に5台