こんにちは。福岡です。
今日は一人のお母さんにインタビューを
させていただいたので、
こちらに書きたくてやってきました。
あるAさんのお話。
Aさんのお子さんは4歳の男の子、
2歳の女の子です。
ある日、お店に来られるなり
「家のおもちゃを見直したい!一掃したい!
相談にのってほしいんです!」
と打ち明けられました。もちろん私は
「お力になりたい!」と即答。
喜んでお受けしました。
まず、いくつか私の方から質問しました。
「なぜ、おもちゃを見直したいのか?」
「普段はどのように遊んでいるのか?」
「いつもは戦隊モノや本人が
欲しい!と言われたら…ついつい
買ってしまっていたけど、
買うことや買い与えたことだけで満足して、
遊ばないから、すぐにポイッと
興味なくして、物を大切にしない。」
「今あるおもちゃは
夢中になって遊べるような物がない…」
「遊んでいても楽しそうでなかった。
じっくり1人遊びもできない。」
お話しながらやりとりしている中で、
真剣なお母さんの悩みや思い、現状や
これからを考える不安が伝わってきました。
少し前にどうにかしたい!と積み木を
購入してくださっていましたが、
まだ活用しきれてないご様子でした。
それは「なぜ」なのか?不要なおもちゃが
邪魔しているとお母さんは気づいたようです。
そして、自由に遊ぶには積み木だけでは
足りない!ということにも気づいたそうです。
「今ある遊んでないおもちゃを処分して、
組み合わせて遊べる
おもちゃを買ってあげたい!」
そこで、それぞれのお子さんのタイプを
聞きながら、お母さんは
一点一点選んでくださいました。
そしてこの日ははめこ、プラステン、
虹色トンネル(特大)、半円盤レインボー、
虹色のこびとたち、6色の木製ボールを
1度に大人買いされました。
「素材が足りないと思う。これがあると
遊びの幅が広がると思う!」
と言いながら真剣に
それぞれのお子さんに合わせて、
選び決めていくお母さんの力強さに
引き込まれていったのを今も鮮烈に
記憶に残っています。
お帰りの時には両手いっぱいの紙袋を提げて
「一緒に遊んでみる!また相談にのってね」
と帰られました。
その後、お会いした時に
お家でのお子さんの様子を
教えてくださいました。
そして実際の写真も見せてくれました。
お話を聞き、写真を見てみると、
積み木の遊びの幅がぐんと増えた様子が
伝わってきました。
何を作りたいか思いつかないときは、
図鑑から観察して真似っこでいいんです!
大きな大きなカブトムシが出来ていますね!
今まであった「汽車セット」に
「レンガ積み木」が追加されたことで
本当に生まれ変わったみたいですよね?
高さも微調整して遊んでいる時に
気づいた工夫や改善点なども
写真からでも十分伝わってきます。
プラステンをはめこに入れたりして、
妹さんは女の子らしいままごとやお料理、
お買い物ごっこの遊びを
してくれているようです。
こちらはプラステンをお花畑にしています。
レンガ積み木を椅子にして
はめこをテーブルやお皿に。
妹さんお得意の折り紙で作った
海老フライを振る舞っているそうですよ。
この時はレンガ積み木から
プラステンへ…ご家族でどこまで積めるか?!
高さに挑戦されたらしいです!
線路、汽車、トンネルまで積み木だけで
表現しています!すごくないですか?!
遊び込んでくれているのが
すごく伝わってきますよね。
これはお兄ちゃんが考えて作った
「徳島駅」に改札、駐車場まであるそうです。
線路の並べ方は
我が家の子どもたちとも違います。
戦いごっこやタブレットについつい
触れる機会の多かったお兄ちゃん。
4歳の息子さんにはもう遅かったかな?と
お母さまは心配されていました。
少しずつこんな遊びの時間を増やしていけたら
…というお母さんの願いが
少しずつお子さんたちに届いているようです。
「大好きな物に出会ってほしい!」
「記憶に残るあそびをしてほしい!」
「子ども達の成長に繋がるおもちゃを選んでいきたい!」
その願いから始まったある1人の
お母さんの一大プロジェクト!
思い切って行動して良かったー!と
話してくれたのが本当に印象的でした。
それぞれの作品を見て「すごいでー!」と褒めている心があるって素敵なことだよね。とも話してくれました。
今では、あそびの時間から、
それぞれの「らしさ」を感じる時間が
とても長くなったそうです。
私もスタッフとして、そして母親目線でも
Aさんを応援し、お子さまの成長を楽しみに
見守っていけたらと思っています。
DEPOT 福岡
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木のおもちゃデポー
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