【 店主コラム 】生きるための根っこを伸ばす「外あそび」

河原や森など自然がいっぱいの中で、子どもたちと一緒に何時間遊べますか?

「外遊び」は、自然とふれあい、五感を使ってさまざまなことを学ぶ格好のチャンスがいっぱいです。

落ち葉や枯れ枝を使って見立て遊びをしたり、きれいな石ころを拾い集めて観察したり、子どもたちは創造力や探求心をフルに使って多くのことを学びながら遊び続けます。
子ども時代にたっぷりと外遊びを楽しむことで、生きるための知恵や工夫を身につけることが出来ます。

今日はスマホや携帯ゲームに”遊ばれる”ことから少し離れて、自然の中での遊びを楽しみたくなるおもちゃや遊びをいくつかご紹介します。

【 川遊び&河原遊び 】
遊び道具がなくても河原の石ころを積み上げて高さを競ったり、葉っぱを浮かべて川下りを楽しんだり、アイデアや工夫次第でいろんな遊びを体験することができます。

幼いころ、水面に向かって回転をかけた石を投げて水面で石を跳ねさせて、その回数を競う『水切り(みずきり)遊び』に熱中した記憶があります。

魚すくいができる網を持参して、水際の茂みを探ると簡単に小魚や水生昆虫などを捕まえることができます。

自然観察ボックスや虫メガネを使って、捕まえた生き物を観察するのも、いつもと違った発見があっておすすめです。

自然の中での活動は、子どもたちの知的好奇心や探究心を刺激すること間違いなしです。

【 海岸での砂遊び 】
海岸や河原での砂遊びは、公園や学校の砂場と違った体験ができます。

起伏がある場所を歩くだけでもバランス感覚など身体能力の向上につながりますし、流木や貝殻を使っての遊びは表現力や想像力を磨きます

砂山を作ってトンネルを掘る遊びもちょっとしたコツがあって遊び込むほどに上手になります

失敗をしても、そっと見守ることが上達への近道だったりするのです。

フックス社のスコップやハンドレーキ、バケツなどの道具を持参すると遊びを広げやすくします。じょうろで水をかけて、乾いた砂と湿った砂をさわって違いを感じたり、砂にしみこむ様子を観察したり…。

砂型やスタッキングビーカーを使っていろいろな造形物を作って楽しむのも良いですね。

幼少期の自然体験は、子どもの心身の発達に大きく作用します。

とくに、自然の中での体験や発見は自己肯定感や知的好奇心を育むと言われています。たくさんの『好き』との出会いを求めて自然遊び(外遊び)を楽しみに出掛けてみませんか。

子どもたちの『生きるための根っこ』をしっかりと伸ばす機会になればと切に願っております。

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