それぞれのエピソード

ゴールデンウィーク中は 里帰りされたお孫さんと一緒におもちゃを 選びに来て下さったご家族や 懐かしい方達にお会いすることが出来きました   中でも、小学生の頃にお母さんと一緒にお店に来てくれてた男の子が 可愛い女の子のパパになって、優しそうな奧さまと、 変わらず上品な、おばあちゃんになられた お母さまと一緒にお越しになり お子様におもちゃを購入してくださいました   あの頃小学生だった息子さんは、 お店に並んでいるおもちゃを見て   「懐かしい～」 「これでよく遊んだなぁ～」と 昔とまったく変わっていないおもちゃ達に 「感慨深いわ～」とおっしゃられていました いや～、こちらも感慨深かったです オープン当初から来て下さっていたから かれこれ20年 こんな風に、デポーのおもちゃで遊んだ子ども達が、パパやママになってまたお店に足を運んでくれる事がこんなに嬉しいとはー(^.^)   ヨーロッパでは、親子何代にも渡って 自分達があそんでいたおもちゃを 子ども達やまたその子ども達に 受け継いでいくという風習があります 時代を越えても変わらない遊びの要素と 飽きのこない普遍的なデザイン 修理やパーツ取り寄せができるおもちゃ達 そして何より、 小さい頃に自分が遊んだおもちゃには その家族、家族の色んなんな思い出がつまっていて、 買った時よりずっと愛着のあるおもちゃに成長 していってるんですよね   こんなおもちゃ！まだ家にあるよなぁと 小黒三郎さんの昇り人形を見つけたパパは お子さんにやって見せてあげてました     実家にはまだ椅子に座った後ろにつるしてあって、 「小さい時には、みんながそのおもちゃで遊べる席に座りたがったんですよー」とお母さん それぞれの家庭でそれぞれの遊びがあって、 それぞれのエピソードが生まれていくんやなぁ～ としみじみ嬉しくなりました よく遊んで、紐がほつれてきたのか 上手く人形が降りてこなくなったみたいで 今度、修理に持ってきてくれる事になりました   物を大事にしなさいと言葉で伝えるだけよりも 大切にしている大人の姿をみて 子どもも自然と真似していくものですよね ほっこりした時間をいただいた デポーのゴールデンウィークでした   デポーにはおもちゃのお医者さんがいます お家では難しい修理などあればご相談下さいね 少しお時間いただきますが できるだけ思い出を消さないように 次の世代に受け継がれていくよう よみがえらせたいと思います