「ごっこ遊び用の流し台が壊れたので、子どもたちが困っています!」
とのご連絡を受け、いつもお世話になっている保育園へ出張修理。
当店で取り扱っていない流し台ですが、
そこは『おもちゃのお医者さん』ですので
ちょちょいのチョイと修理しちゃいます。
デポーでおすすめの流し台はこちら
↓↓↓
http://www.depot-net.com/fs/depot/mamagoto/0117060020
かなり遊びこまれていて
あちらこちらにガタがきている状態です。
これでは遊んでいる時にケガをしてしまい危険。。。
トップの部分だけ持ち帰り、一度バラすことにしました。
バラバラの状態
木部をボンドで接着するときはクランプを使います。
しっかりと圧をかけることで
新品の時のように
仕上げることができるのです。
クランプという道具で固定
このステンレスの流しの部分は、木ネジ4箇所で固定されています。
なにかの拍子で上からの圧力がかかり
木ネジが外れてしまったようです。
よく見てみるとネジ穴が広がり
木ネジを固定することが出来なくなっています。
このような場合には、
穴と同じ大きさの木を入れてボンドで固定し
穴をふさぐとしっかりとネジで固定ができます。
ゆるくなった穴には木を詰めて
しっかりと固定するために6箇所に穴を開けビス止め箇所を増やします。
これでちょっとやそっとでは外れることはないでしょう。
穴を開ける位置にポンチで印を
金属用ドリル刃を使って
ビスを締めていきます
新たに6箇所のビス止め
正しく修理をすることで、壊れる前より丈夫になります。
子ども達との思い出が詰まったおもちゃが、
修理されることで蘇り、新たに子ども達のところで
永く大切に使っていただければ幸せです。
流しのトップが完成
保育園にお届けするまで、しばしデポーでお留守番。