毎日の「おうち時間」どんなふうに過ごしていますか?
「おうち時間」を上手に活用することで、子どもたちが大人になったとき必要な『自分で考え生き抜く力』を身につけることができるとしたら…。
今月のコラムは、ちょっとした工夫とかかわり方で、子ども自身が『自分で考え生き抜く力』を身につけることができるといったお話です。
『自分で考え生き抜く力』とは、「知識」「人間性」「体力」をバランスよく発揮し、どのような状況でも自分で考え、行動できる力できる力のこと。
ほんの少し前までは「成績が優秀な子に育ってほしい」や「良い学校に入ってほしい」など具体的な希望が多かったようですが、最近は『自分で考え生き抜く力』と答えるお母さんが少しずつ増えてきています。社会に出ると「知識」ももちろん必要ですが、仕事をはじめいろいろな問題に対して、その培ってきた知識をもとに自ら状況を判断し柔軟に「考え行動できる」ことがとても必要になります。
では『自分で考え生き抜く力』はどのようにして身につけていくのでしょうか。
「知識」は、学ぶことで身につけることができますが、「考えて行動する力」は、日々の暮らしの中での実体験からでないと身につかないのです。
子どもたちは日々の暮らしの中で五感を使いさまざまな遊びを通して多くのことを学びます。遊びながら「なぜ?」と不思議に思ったことを、自分で考え、解決する喜びや、小さな成功体験で得る楽しさを、繰り返し感じることで身につけていきます。
たくさんの子どもたちを見ていると、積み木遊びやままごとなど、あらゆる遊びを経験し、「考える機会にたくさんふれることのできる環境」をつくることがとても大切なコトだと気づかされます。
上手く積み木を積めなかったり、ままごと遊びでお友達と仲良くできなかったりと、やきもきハラハラすることがあると思いますが、子ども自身が自ら解決してゆく姿を優しく「見守る」ことも大切です。
一人ひとり成長のスピードは違います。まわりの子どもと比べる必要はありません。子どもにとって体験することは初めてのことばかりです。上手く行かなくて当然なのです。
危ないからとか上手にできないからとか、つい先回りをして親が手や口を出してしまうと、子どもは自ら考え行動することをしなくなり、親の様子をうかがったり指示をしないと行動できない子どもになりかねません。
『自分で考え生き抜く力』を持った子どもに育ってほしいと願うのであれば、子どもをしっかりと観察しベストな環境を整えてあげることはもちろん、遊びや暮らしの中で不思議に感じたことを、自分で解決する喜びや、小さな成功体験で得る楽しさを、繰り返し感じる場づくりが必要です。
そのためにも干渉したくなる気持ちをぐっとこらえて「見守る力」がお母さんにも求められています。
『自分で考え生き抜く力』を持った子どもに育つには、「自分で考え解決する喜び」や「小さな成功体験で得る楽しさ」を繰り返し感じることと、お母さんの「見守りと承認」を多く受けることが大切だと…。
ほんの少しだけお母さんがかかわり方を工夫するだけで、子どもたちとの「おうち時間」、そして子どもの未来が変化するとしたら、ステキだと思いませんか?
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木のおもちゃデポー
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