店主コラム【お片付け上手な家具選び】

何気ない毎日の暮らしに
喜びを感じる性格なのでしょうか、
コロナ禍での時間の過ごし方は意外に
悪くないなと感じる日々を送っています。
皆さんはいかがですか？

とは言え、子育てをしていると
なかなかゆっくりとはできませんよね。
炊事や洗濯に加えて
子どもたちが散らかしたおもちゃの片づけに、
頭を抱えているお母さんは多いことでしょう。
今回のコラムはそんなお母さんに必見の内容です。

2歳ぐらいの子どもって
パズルやペグさし遊びが大好きですよね。

バラバラになったピースを元通りに戻したり、
同じ色同士を合わせて並べたり、
何度も繰り返して遊びます。実はここに
『お片づけが自分でできる子どもに育つヒント』が隠れているのです。

「おもちゃを片づける」で
まず思い浮かべるのは
『おもちゃ箱』ですよね。

でも使い方を少し間違えると
『片づけが苦手な子ども』になっちゃう
そんな可能性があるのってご存じですか？

遊んでいたおもちゃがポンポンと投げ込まれた
おもちゃ箱の中をのぞくと
「整理整頓」につなげることはできませんよね。
お部屋の中は片づくのですが、
おもちゃ箱の中はぐちゃぐちゃです。

見た目がよくないだけでなく、
遊びたいおもちゃが見つからず、次に遊ぶときには
おもちゃ箱をひっくり返さなければなりません。
小さなパーツがなくなってしまっている
なんてこともままなりません。

「片づけしなさい！」と口を酸っぱくして言っても、
右から左に聞き流すだけ。
子どもが楽しそうに遊ぶ姿を見るのは嬉しいのですが、
広げたおもちゃの片付けには困ってしまいますよね。

そこでお勧めなのが『おもちゃ棚』の活用なのです。
幅80～90㎝・高さ60～90㎝・奥行30～40㎝くらいで、
棚は二段から三段になったものが
使いやすくて便利かな？

まずは、準備した棚に
おもちゃをきれいに並べてください。
お母さんのお友達が遊びに来た時に、
おもちゃを陳列した棚を見て思わず
「木のおもちゃってステキ！かわいい！
子育てっていいな~！」って感激するのを
イメージしながら、毎日笑顔で続けてみてください。

ポイントは、子どもが片づけるのではなく、
『お母さんが楽しく片付けること』なんです。

ガラガラで遊ぶ頃の『赤ちゃん期』から
スタートするのがベスト。

使ったおもちゃを元の位置に戻すのは
お母さんの大切な役割なんです。子どもたちは
赤ちゃん期から実はしっかり様子を見ているのです。

そうやって毎日楽しそうに続けていると
2歳半くらいに楽しいことが起こります！
この頃の子どもは「赤は赤といっしょにしたい！
四角形は四角い穴に入れたい！」と、
パズルや色合わせが大好きな時期なのです。
お母さんが、本来『赤いパーツ』を入れる場所に
違った色を入れたりすると「ダメ！違う！」と
きちんと入れ直してくれる
そんな『生真面目ちゃん期』なんです。