【店主コラム】子どもたちの五感を刺激する大切なあそびのチカラ

子どもたちが夢中になって
『遊び』に集中しているときの顔って
真剣そのものですよね。

ワクワクドキドキしている子どもの頭の中を
ぜひ想像してみてください。
これまでに『経験してきたこと』
目の前に『今起きていること』とを、
きっとパズルを楽しむように
つなぎ合わせているのでしょうね。
顔がキラキラと輝いています。

「楽しい!と感じ、
物事に集中しているときにしか、
人間の脳は成長しない」と、
ある有名な脳科学者は語っています。

『楽しい!』に出会い夢中になったときに
子どもたちの五感は育まれていきます。
五感を刺激する遊びは、
子どもの成長と発達を効果的に促します。

そのために私たち大人が
何か特別なことをする必要ありません。

親子の日々のコミュニケーションや遊びの中で
子どもたちの『好き!』
意識して見つけること。そしてママやパパが
子どもたちに笑顔で接すること。
ただそれだけで十分なのです。

お座りができるようになって
両手をしっかり使って遊べるようになったら、
スカーフや新聞紙をつかって遊びましょう。

ママやパパが「くしゃくしゃ」と声に出して
丸めはじめると赤ちゃんも同じように
真似て遊びだします。
カタチが変わっていく様子を感じたり、
布と紙の触感や音の違いを感じたり、
たくさんの発見があります。

丸めたスカーフや新聞紙を
フワッと放り投げる遊びも
赤ちゃんが大好きな遊びになります。

スカーフは空中で
広がりゆっくりと落ちてきます。
新聞紙はポトリと落ちて床を転がります。
その様子を眼で追うことは、
彼らの追視を促すことにもなるのです。

掃除や洗濯ものを畳んだり料理をしたりする
『お手伝い』も五感を刺激する遊び…
と捉えても良いですね。

子どもたちは大人の真似をしたがります。
真似をするには『観察力』が必要。
ママやパパのしていることをしっかりと見て
道具の使い方を覚えていきます。

子どもたちへは積極的に
プラスの言葉がけをしていきましょう。
「ありがとう」「助かるわ」
プラスの言葉を浴びることで
脳内にも幸せホルモンが分泌され、
子どもたちの意欲や
気力の向上に影響していくのです。

自然の中での体験も
五感を育むためにとても大切です。

虫や鳥の鳴き声に耳を傾け
「コオロギの声だね」
「ウグイスが鳴いてるね」と
言葉掛けすることで
言語能力の発達を促します。

木漏れ日や木の葉を揺らすことを体験したり
風の音を聴いたりして
自然を探索するのもおすすめです。

子どもたちは、身近なモノやコトから
『触覚・視覚・聴覚・味覚・嗅覚』といった
五感を育んでいきます。
五感から受けた刺激が脳細胞を育てます。
言葉を覚えたり、
複雑な動きができるようになったり、
人間らしく成長していくためにも、
五感への刺激が大切なことがわかります。

子どもの成長と発達を効果的に促すためにも、
五感を刺激する遊びがとても重要だと…。
今回のコラムが
遊びを見直すきっかけとなれば幸いです。

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