『心理的安全性』という言葉をご存知ですか?
先日4歳になったばかりの孫とアナログゲームを楽しむ時間がありました。
「だめ!」
「全部欲しい~」
「ママはこっち!」
と、眠くなってきたのか無理を言いはじめ、泣き出してしまいました。さっきまでは楽しそうに遊んでいたのにどうしたことでしょう。

娘に聞くと「保育園では見せない行動」とのこと。実はこのような姿は、自分をさらけ出すことができているという証。
このようなありのままの姿を受け入れられてもらえると感じられる状態を『心理的安全性』という言葉で表現します。

『心理的安全性』が確立された家庭での暮らしは、子どもが健やかに育つために必要です。

自分のことを承認してくれる場所、安心して過ごせる空間があるからこそ、いろんなことに挑戦したいという気持ちが育まれ、自己肯定感を高めていきます。

別の日にデポーで開催した『親子でゲームを楽しむ会』に、参加してくれた4歳の女の子とのやりとりの中で感じたことです。
内気でとても大人しかった彼女が、ゲームを通して少しずつこちらの様子を感じ取りながら自分を出していき、しばらくするととても積極的におしゃべりをするようになりました。
家庭で楽しんでいる『オリジナル・ルール』を教えてくれたり、大好きなゲームを次々と紹介してくれたり。

ここは安心安全な場所なんだ!自分のことを理解してくれているのだと感じた瞬間に、何かが変わったようです。
「ここは安心」と思えた瞬間がきっとあったのでしょう。安全と感じ自分をさらけ出せた時点から、その子らしさを発揮してその場を楽しんでいました。

アナログゲームは、家族との関係性を確かめ合ったり、深め合ったりするのにもってこいのアイテムです。無理を言ってみたり、甘えてみたり、普段とは違う自分を楽しめます。
一か八か命がけのような勝負をしてみたり、普段ならできない駆け引きをしてみたり、ゲームの中だからこそチャレンジできることもたくさんあります。
ちょっとだけ大人びて背伸びをしたりする姿を見ることができるのも、アナログゲームの楽しみのひとつです。

家庭は子どもにとって生まれて最初に経験する「小さなコミュニティ」。
心理的安全性が保障されている家庭の存在は、未来に挑戦する『自信』へとつながり『自己肯定感』を育んでいきます。
6月にも「おやこで楽しむアナログゲームの会」を
開催することが決定しました。
こちらのブログから詳細をご覧くださいね
▶︎「おやこで楽しむアナログゲームの会」
「ありのままの自分を受け入れてもらえている」という安心感のある居心地良い空間づくりに、アナログゲームの活用を取り入れてみてはいかがでしょうか。
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