計画的断乳 後編

 

計画的断乳の前編からお話はつづきます

 

次の課題は夜中です。

夜中は目を閉じたまま おっぱいを欲しがるので

おっぱいの笑顔は効果なしです。

 

どうしましょうか…。起きても

まずは声かけしました。「おっぱいバイバイねー。」

バイバイというと余計に泣いたので「ないないねー。」

にしてみました。少しだけ  泣き止みました。

しかし 相変わらず眠気と闘いながら「イヤ!」

の寝言を繰り返していました。

 

そんな事を繰り返しながら  夜中は吸う日が

1ヶ月くらい続きました。

 

今振り返れば1ヶ月も長かったかもしれません。

 

次の課題は夜中の添い乳をどう辞めようか。

主人の休みが続く日に夜中泣いた時だけ

お願いしよう!夫婦で作戦を練りました。

 

まずいつも通り抱っこの寝かしつけをしました。

夜中に泣き始め  おっぱいを探し出した時に

私は別の部屋で待機しました。

私が居るとおっぱいを探し続けるからです。

 

泣き声が大きくなるたびに  寝室へ行きたくなりました。

主人は抱っこしたのか  トントンしたのか

分かりませんが30〜40分がんばったようでした。

 

しかし寝る気配がないので  私は戻りました。

そして  抱っこしたら  泣き止み  すっと寝てくれました。

今までは私を見るとおっぱいを欲しがり

抱っこで寝てくれなかったのに…

泣きすぎてパパよりは良かったのでしょうか。

 

 image

 

 

後で主人が私が部屋から居ない間の話を

してくれましたが  最初 主人を私と間違え襟を

下げておっぱいがないのに気づき泣いたそうです。

 

次はお姉ちゃんの服をずらして泣いたそうです。

 

それを聞いてから 泣きました。

その夜は眠れませんでした。

 

息子は頑張っている!ここで引き返すまいと

母は改めて決意しました!

 

次の日も主人に頼もうかと考えましたが

夜泣きの時は私が抱っこで寝かしました。

 

おっぱいくれなくても抱っこで

辛抱してくれているようでした。

 

1週間くらいそんな夜が過ぎました。

 

すると抱っこにも抵抗するようになりました。

泣くけれど  トントンも抱っこも嫌!

 

一人で悶えながら布団でコロコロして

寝るようになりました。

 

横には居ますが何もしてあげられないのも

辛い時間でした。

 

勝手に計画したのは親の私です。

見守ることしかできません。

「イヤ!…イヤ!…」と寝言をいう

息子を見守ることしかできませんでした。

 

 

少しずつ寝つきも良くなり夜中も目覚める回数が

減ってきました。

 

計画してから2ヶ月くらいかかりました。

かかりましたというより2ヶ月くらい

かけました。

 

2ヶ月は残酷だったのかもしれませんが

今となっては良かったように思います。

 

少しずつ授乳の回数や量を減らしたので

胸も痛いほどは張らなかったし

私の食事の量も少しずつ減らす意識をできました。

 

 

image

 

 

全く吸わなくなってから1ヶ月を過ぎましたが

息子の食事の量はたくさん食べるようになりました。

 

娘のおかずを横取りするくらいになりました。

 

本当によく頑張ってくれました。

 

好きな物も増えてきました!

 

もう少し野菜を食べて欲しいと欲はありますが

嫌いな物も克服するときも増えてきています。

 

食事の時間が待ちきれない時もあるくらいです。

 

 

 

成長の形が日々変化しています。

 

もうおっぱいを必要としてくれないけれど

その分抱っこを求めてくれるときもあり

寝つくときも  半目で変な顔してるのを

見守る楽しみも増えましたし

子育てには悩みや問題の次には

楽しみや感動がたくさんあることを

改めて考えさせられました。

 

 

最後に断乳を経て少しだけ

大きくなった息子の背中を一枚

 

 

 

image