店主コラム「日々のあそびや体験を通して育む主体性」

主体性のある子どもは、しっかりとした自分の考えを持っており周囲に流されることなく、「やってみたい」と思ったことを、責任を持ってやり抜くことができます。

「自分がやりたいかどうか」が大切であることを理解し、子どもたちは日々の「体験」を通して学習していきます。五感を通して物事にふれあい「面白い!」を発見し「好き!」に出合うのです

では主体性を身につけるには、どのような環境でどういった「遊び」や「体験」を重ねれば良いのでしょうか?

『主体性』はいつ育まれるの?
娘が生後9~10ヶ月のころ、おむつ交換をしていると自分でお尻を持ち上げたのです。まだまだ十分受身な存在の赤ちゃんですが,大人のすることに関わっていこうとする意思をそこに感じました。また、抱っこのときに行きたい方向を指差したり、食事の際には上手に持つことができないスプーンを使いたがったり。

乳児期のころから子どもは意思を持つ主体であって,それを周りの大人が気づき尊重することで、主体性が育まれていくのです。
まだ小さいから「何もわからず、何も思ってもいない」と決めてしまわずに、行動やしぐさから意思を読み取り、子どもの思いに寄り添った子育てをしていきたいと感じます。

『やってみたい』を
すぐに行動へ移せる空間づくり

興味や関心を持ったことに対して、すぐに行動に移すことができる、そんな空間をおすすめします。「やってみたい」と心が動いた瞬間に遊びを始められることがとても重要なのです。

一目でわかるように「おもちゃ棚」に並べたり、「小さな箱やかご」を準備して種類別に整頓したり、子どもが遊び始めやすいようにすることを心がけてみて下さい。
「大きなおもちゃ箱」への片付けは、イメージしたものを作ったり遊ぼうとした際に、遊びたいおもちゃをすぐに手にすることができないので、あまりおすすめではありません。

安心安全で、集中して自由に
「遊び込める空間づくり」

「そっちは危ないよ」
「危険だからやめようね」

せっかく興味や意欲に応じたおもちゃの準備が整っても、こんなふうにストップが入ると「やってみたい」の意欲が半減してしまいます。集中して試行錯誤を繰り返しながら、自由に「遊び込める」安心で安全な空間づくりを心がけたいですね

主体性を育む「言葉がけ」
遊びが発展しなかったり、失敗が続いたりしたときには、すぐに答えを教えるのではなく「どうしたい?どうすればいいと思う?」と言葉がけをすると、子どもは自ら考え行動しやすくなります。行動に対しての責任が生まれ「責任感」も芽生えます。また万が一、自分の考えで行動した結果が失敗や間違いだったとしても多くの気づきが生まれます。
つい「正解はこっちよ」「こうしなさい」と声を掛けがちになりますが、自分で考え行動する力を育てられないばかりか「指示待ち」な子どもを育ててしまいます。

『失敗の繰り返し』が大切

「高く積めない」
「上手に描けない」
「イメージ通りの表現ができない」

そんな体験や経験を子どもたちは繰り返しながら上達する喜びを実感していきます。そして小さな成功体験の積み重ねが「自己肯定感」を高め「主体性」を育みます。子どもたちには試行錯誤を繰り返し、困難を乗り越えて「やり抜く力」を育んで欲しいですね。

自分の力で行動することへの
「自信」と次への「意欲」

とは言え、本来は「楽しい」のが「遊び」です。「負けて悔しい」けど、みんなと遊ぶと楽しい。上手くいけば嬉しい!難しいものにチャレンジをして成し遂げたときの喜びや充実感を経験できることのすばらしさ!日々の遊びや体験を通して育まれていく主体性。

「やってみたい」を叶える楽しい「遊び」は子どもの心を育てます。

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