早いもので今年もひと月が過ぎ
「暦の上では春」です。

庭では10月ごろに種蒔きした菜の花が
寒空の下花を咲かせています。
今朝も蕾をつんで
「胡麻和え」にしていただきました。
さて、何やら先週あたりから夫との会話に
「豆大福」の話が出たりして
買ってみたりもしましたが、
何かしっくりこないものがあり
何かなぁ?と考えてみたところ
おぜんざいを食べてないことに
気がついたんです。
実家では1月の15日にお正月が明け
鏡餅を割って
おぜんざいを食べるのが慣わしでした。
最近「腸内環境」をよくしよう!
なんて話をよく聞きます。
腸内の環境で人の性格まで変わるとか…
そんな話を素直に信じるでもなく
疑うわけでもなく
聞いていたのですが。

どうも私の腸内細菌が「小豆が食べたい」と
訴えているようです。
小豆には、腸内環境や肌質の改善が期待できる
タンパク質、食物繊維、ビタミンB群、
カリウム、鉄、亜鉛などの栄養素が
豊富に含まれているそうです。
腸内細菌が欲してるのもわかります。
そこで
以前から気になっていた
お砂糖なしの「発酵あんこ」を
作ってみました。

// 材料
・小豆 200g
・米麹 200g
・塩 少々
<渋抜き>
① よく洗った小豆とたっぷりの水を鍋に入れ、
火にかけ、沸騰したらそのまま5分煮、
ザルにあけて湯を捨て、渋抜きをする。

<小豆をやわらかく煮る>
② 鍋に小豆と水3カップを入れて火にかけ、
沸騰したら弱火にし、
小豆が柔らかくなるまで60分ほど煮る。
途中煮つまってきたら、
水を1カップ程足して、さらに煮る。
③ 小豆が柔らかく
指でつぶれるくらいになったら
塩を加え、完成。

<小豆に麹を混ぜる>
④ 柔らかく煮た小豆を60℃程度に冷まして、
米麹、ぬるま湯
(③の小豆のゆでた汁がある場合は茹で汁)を
1/2カップ炊飯器に入れ、混ぜる。

炊飯器のフタはせずに、
釜の上に濡れ布巾をかぶせ「保温」を選ぶ。
麹は60℃が発酵の適温なので、
およそ60℃を保つ。
我が家の炊飯器は蓋を開けたままだと
60℃を保てないので蓋を閉じたり開けたりして
60℃を保つように時々様子をみました。
6~8時間保温状態にして発酵させ
2~3時間ごとに全体をかき混ぜたり、
濡れ布巾が乾いたら
湿らせるなどして様子をみる。

見かけはまるで’あんこ’になりました。

早速餡トーストにして
先日叔父のところを訪ねた時に
「香りがいいよ」とひと枝もらった
蝋梅を眺めながらいただきます。
ほんのりやさしい甘さのあんこでした。
二十四節気は「立春」から始まるそうです。
お正月に描いたこの一年のやりたいこと
何にもせずに
こたつでぬくぬくしてただけの1ヶ月。
腸内細菌も喜んだだろうから
「立春」を機に、さあやるぞ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
食と暮らしのお店
ギフト雑貨・木のおもちゃDEPOT
徳島市沖浜町南開330-1
088−656−0636
(月曜定休or祭日月曜は営業で火曜休み)
駐車場は店舗前に10台 店舗前隣に7台
営業時間:10時~18時
http://www.depot-net.com