鏡開きを待てずにおぜんざい

新しい年を迎えました。
私の実家では1月7日の七草粥の日にはほうれん草の白和えを、15日の鏡開きの日には鏡餅を開いておぜんざいを食べるのが慣わしでした。

あずきは大好物で、15日まで待てずにお餅がつけた日に早速おぜんざいでいただきました。

あずきは他の豆と違い、事前に浸水の必要がないので思いついた時に煮ることができます。

//ぜんざい作り方

-材料-
・小 豆 … 200g
・甜菜糖 … 130g
(お好みで味を見ながら足してください)

・ 塩  … 小1/2

①あずき200gをさっと洗い、
たっぷりの水を加えてから中火にかける
②沸騰したら弱火にし、5分煮る
③火を止めて蓋をして、30分ほど蒸らす
④あずきをざるにあげ、煮汁を捨てる

⑤④のあずきを鍋に戻し、水1リットルを加える
⑥ごく弱火にして蓋をして約50分煮る
⑦指で潰してみて柔らかくなっていれば煮えていれば火を止め、蓋をして30分蒸らす

⑧水の量が少なければ少し足して、分量の砂糖と塩を加える
⑨弱火にかけ、沸いてきたら5分ほど煮て味をなじませる
⑩お好みで砂糖、塩の調整をして完成

鏡餅は15日も経つとカビてしまいます。
昔はカビをこそげ取って、硬くなったものを浸水して食べていましたが、最近では市販の真空パックされたものを買ったりもしていました。

けれど、ここは「時代に合わせて変化もありかな?」と考えて、昨年末DEPOTで木製の鏡餅を買いました。木の自然な色合いは、我が家にも実家の古風な床の間にもしっくりと合いました

このブログも早いもので今年で3年目に入ります

1月3日の徳島新聞に、以前このブログでも紹介させていただいた「一汁一菜でよいという提案」の著者・土井善晴さんが新しいエッセー集を出版されたとの記事がありました。
その中に「タイパ」が注目される昨今、されど「成分だけで人間の複雑性は養われず、私たちの幸せは自然と解け合う時の中にある」「芋の時間に合わせて煮れば、芋から気持ちよさを感じることができるし、必ず美味しく仕上がる」と書かれていました。

身近な材料に耳を傾けながらシンプルに調理すると、思わず写真に撮りたいほど野菜が輝く瞬間や、何も味付けしていないのにすごく美味しいと感じることがあります。そしてそんな時、確かに「しあわせ」と感じます。
この記事を読んで今年もそんな時間を大切に暮らしていきたいと思いました。

今年もみんながあたたかで、
安心して暮らせますように。
最後になりましたが、
本年もどうぞよろしくお願いします。

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