シリーズ【くらす】講師インタビュー
前編に引き続き登場していただくのは
毎日食堂のミヤコさん。
東京出身のミヤコさんにとって
徳島のお野菜はとっても美味しいようで
いつも「すんごいおいしいの!」と
自家製のお野菜やデポーファームの
お野菜を教室で余すとこなく使ってくれます。
教室に参加している子ども達は
「一物全体」「身土不二」を身をもって
体験し、笑顔でモリモリ食べてくれます!
とても幸せな光景だなぁとこちらも
顔がほころびます。。。
後編では、ミヤコさんが「食事の時間」で
大切にしていることや「食」を通してお伝えしたいこと。
そして、デポーのことについて
お話をお伺いしました。。。
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■命の大切さや感謝する気持ちを育む場
「食は命」だからお米粒一粒も無駄に出来ません。
お米を口にするまでにはお百姓さんが一生懸命に育てて下さり
自分の口に入るまでに流通者や販売者を通し
多くの人の力によって支えられているもの。
ですから感謝の気持ちを常に感じて欲しいもの。
幸い我が家とお店のお米は祖母が作るものなので
「おばあちゃんが一生懸命に作ったお米だから
一粒も残してはいけないよ。
米粒を残すとお目目が潰れるよ。」
と息子に諭しています。
「食」は命の大切さや感謝する気持ちを育むことのできる
貴重な場という事を常に大切にしています。
■愛情を込めた温かなごはん
「1日3度のごはん」昨今では共働きや核家族化で
独りでご飯を食べるこども達が多いと聞きます。
そんな食事風景は想像しただけでも美味しくない。
人を良くすると書いて「食」です。
どんなに忙しくても、コンビニ弁当やスナック菓子に頼らず
愛情込めた温かなご飯を炊いてあげて欲しい。
そしてそのご飯でこどもと一緒におむすびを握って頬張るだけでも
こどもは親の愛を感じ取ってくれるはずです。
1日3度とは言いませんが、
朝ごはんだけは家族揃って食べる機会を作って欲しいです。
■ デポー&デポーplus*、そして「くらす」での教室のこと
デポーplus*さんの自然食品や絵本、日用品などの取り揃え。
ああ!こんなお店が家の近所にあったら良いな、と思います。
でも、木のおもちゃデポーさんは車を使ってしか行けないこの距離に感謝です。
だって、近くにこんな素敵なお店があったら
息子に毎日の様におもちゃをねだられて大変ですから(笑)
教室では私自身、毎回楽しませて貰ってます。
お料理をしている時のこども達の顔って
きらきらと輝いていて、
その笑顔からパワーを頂いてる感じです。
新しいお店でも、子どもを思う気持ち
変わらずに発信し続けてくださいね!
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ミヤコさんは、ホントに華奢で一見か弱そう⁈
イヤイヤとんでもない中身はパワフルで
よく働き、よくしゃべり、よく笑います!
淡路島の「毎日食堂」はミヤコさん一家の
パワーと美味しいごはんでお客さまを
元気にしてくれるお店です。
そんなミヤコさんの日々の暮らしを豊かにするものを
最後にお聞きしました・・・
「海や川、山に田、この自然に囲まれた環境で
家族や友人が周りにいて
お互いを思いやり支え合って暮らしていく事。
それはわたしを心身ともにとても豊かにしてくれています。
そして、その中で自分も輝ける
まるで太陽のような笑顔で。
その輝きで周りをも輝かせたい。
そうすることで自身も豊かに
周りも豊かにできるのかな…なんて思います。
照れくさいですけどね(笑)」
四季の変化を肌で感じ
旬の食べ物を、家族揃って感謝していただく。
私たちのご先祖さまは、五感を使って
日々生活し、季節の節目に行事を行い
五穀豊穣、家内安全、そして家族の健康を
祈ってこられたのだと思います。
失われつつあるこの営みを
ミヤコさんは子ども達に伝えてくれる方だと
私は思います。
ミヤコさん
貴重なお話ありがとうございました!
さて、8月7日(日)
毎日食堂さんの「行事食を学ぼうの会」
お盆ってなあに? 8/13〜16はお盆です。
徳島では、一年の中で街が一番賑やかになる
阿波おどりがありますね。
お盆の過ごし方、お盆の意味を皆で考えて、
行事食の精進揚げ(天ぷら)、土鍋で炊く玄米ごはん、
味噌汁を作りましょう。
残席少しあります!
ぜひ、親子でご参加くださいね~
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8月7日(日曜日)
時間/ 10:30~13:00
参加費/ 親子1組 3000円
(1人追加500円)
定員/ 親子6組様
持ち物/ エプロン、三角巾、手拭タオル
楽しむ'こころ'の準備。
場所/ デポープラス
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次回は「腸美人コンシェルジュ山下美希さん編」です。
素敵なお話をお伺いしてますので
お楽しみに~
(おわり)